桜草学園の白昼夢

[名前]櫻井 奏-ｻｸﾗｲ ｶﾅﾃﾞ-

[性別]♀

[年齢]17

[性格]遠慮がちで少々内気な性格。会話の中でもよく愛想笑いを浮かべることが多く、自分にあまり自信が無い。

幼少期から強く憧れている人物がいて、その人の話の話題の時だけ、やけに明るく元気で語り口調になり早口になる。

[容姿]身長158cm。栗色のような髪が特徴的な少女。髪はやや短く、私服もあまり派手な色は好まず、柄のある服や明るい色の服よりも暗い色で何処へでも出掛けても目立たなそうなTシャツやパーカーなどをよく着ている。

[レム]7

[暗示]星空/烽火/満月/鍵穴/大樹

[能力] ローリン・ロンギング

『あの人ならきっとこんな感じに凄いに違いない。』という少女の理想の人に対する憧れが能力として再現されたもの。

効果は既に獲得している【暗示】ひとつにつきレムを消費する事で記述されている効果を上昇させ強化するというもの。具体的にいえば、例えば少女が獲得している【暗示】の中に【烽火】がある。これに能力を使用するとレムを-1消費する事に一段階効果が上昇し、実質【烽火】を２個分獲得した効果となる。

[備考]子どもの頃、命を救ってくれた恩人がいた。その人はとても強くて、優しくて、温かくて、なんでも知っていて、カッコよくて憧れの存在だった。だが、その人は少女が小学校にあがる頃に何処かへと行方を眩ませてしまい、それ以来会うことはなかった。少女は今でも、あの日命を救ってくれた事は勿論、一緒にはしゃいで遊んだ事にも感謝しており、憧れの念を今日までずっと抱き続けている。その結果、夢にも度々出てくるようになった。……というより、自分がその人になっていた。

【名前】佐藤 太郎(さとう たろう)
【性別】男性
【年齢】17
【性格】フラグがどうのこうのとか無理ゲーだとかばっかり口にして、まるで現実をゲームかのように話す変人。しかし変なところで現実的なことを話したり考えてたりする。根はおそらく凡人である。
【容姿】身長175。髪を伸ばしっぱなしで切っておらず完全に目元が隠れてしまっている。別に前髪をあげてもイケメンでもないしむしろ中の下くらい。自分の顔が嫌いだからわざと伸ばしている。
【レム】10(20−10)
【暗示】人形/硝子/星空/鍵穴
【能力】
ゆうしゃのけん
手に持っている傘に能力を付与する
レムを消費するごとに能力がレベルアップ(強化)していく。
手元から離れた場合、或いはレベル3の時に一回でも何かを切った場合レベル0に戻る。

レベル0 ただの傘
レべル1 レム1消費、絶対に折れなくなる
レべル2 レム2消費、傘が折れない剣に変化する
レべル3 レム5消費、物体としてあるものならなんでも切れるようになる

【備考】
夢の中の姿はかなりバラバラで歪な姿をしている。頭のテレビはテレビゲーム、王冠は一番になりたいという欲が現れている。
鎧やマントは彼のよくプレイしているRPGの勇者のもので彼の理想の表れになっている。
しかし中途半端に現実を見てしまうせいか理想の姿になるはずが、剣は持っておらず小さい頃剣にみたてて振り回していた父の傘を持っている。
足元は植物のような見た目に変化しており、根をはりたい、動きたくないという思いからこうなった。

｢あ、ｯぅ……これ！う、うぅぅう…や、だ！｣


【名前】丸 一人(ﾏﾙｲ ｶｽﾞﾋﾄ)
【性別】男
【年齢】23(入学したのは去年。留年もしており、現在は高校一年生)
【性格】いつもへらへらと笑っており挙動不審なことが多い。発達障害を持っているため勉学はほぼ出来ずまともな会話はほとんど出来ない。が、単語程度なら話せるため意思疎通を図る意思くらいは読み取れるだろう。
【容姿】156cmの痩せ型、自分の容姿を整えたり注意を払うことが頭にないためボサボサの髪にいつも似たようなシャツを着ている。背筋は曲がり服の中にはたくさんの煙草の火傷痕と切り傷の跡が残っている。
【レム】20-(2+3+2+5)→8
【暗示】星空、水鏡、鳳蝶、悪夢
【能力】『normalization』健常者と同じ思考力、記憶力、言語能力、運動神経を手に入れる。
【備考】夢の姿は棒人間。小さい頃にどこかのトイレの壁に書いてあったそれが何にも遮られることなく自由にそこに存在している様がとてつもなく羨ましく思えて、強い憧れを抱いた。酷い発達障害を持ち、親には虐待され、かつ14歳の時に引き取られた児童保育施設ではそこにいた子供たちに酷くいじめられていた。生まれつき左手の指が親指しかなく、右腕は9歳の頃不慮の事故で失った。担当医からは義手や障害者手帳を貰って、などと勧められたが親が拒否したためにどちらも持っていない。施設長の協力を受け何とか小中を卒業し、桜草学園へ入学。人と関わることを恐れてはいるが施設長のように親切な人がいることを知ったためできることなら学園でもそんな人と出会いたいな、なんて考えてはいる。伝えたいことは沢山あるけれどどう伝えれば良いか分からなかったり、どことなくモヤモヤして落ち着けない、怖くなって仕方なくなったりなどして暴れてしまったり上手く言葉を発せなかったりするので気味悪がって普通の生徒はあまり近寄らない。花と動物、絵本を読むのが好きで、上手くはないが絵を描くのも好き。

【名前】星野 希輝(ホシノ キキ)
【性別】♀
【年齢】16
【性格】最初に全てを得て、最後にはなにひとつ残らない。彼女はそういう星の元に生まれ落ちた。
【容姿】身長176cm。髪色は金。瞳の色は蒼。髪質は結構上等な方である。身体が細く華奢ではあるが、筋力は一般男性と変わらない程には備わっている。更には右腕に装着して使っている機械仕掛けの腕を使えば、多少の荒事も右拳ひとつでなんとかなる。

普段は制服姿で凛とした立ち振舞を見せて、他を寄りつかせない様な雰囲気を出しているが、家にいる時や休日は割とラフな服装を好んで着る傾向があり、それに合わせてか雰囲気や性格ものんびりと気まぐれになものに変わる。
【レム】5(20-15)
【暗示】花束/花火
　　　　羽根/亡骸/時計
【能力】

『―――――必要なのは"意思"の強さ。彼女に勝りたくば、己が"信念"を貫け。』

この力は"夢の中"という概念を利用したものである。彼女が頭の中で空想した出来事が夢の中に現れる。しかし、これが"夢"である以上、彼女が作り出した現象も空想に過ぎず、半径5m以内に作り出された現象に巻き込まれた対象がどう感じるかによって、結果が変わる。
【備考】世界にその名を轟かせる大企業『星野ファクトリー』の御曹司にしてひとり娘。星野家は代々、"英雄"または"ヒーロー"として人々に幸せと暮らしの豊かさを提供してきたが、それはあくまで『表世界』で語られてきた"星野家"に対する評価であり、歴史である。

実のところ、代表としての役割は確かに代々星野家が担ってきたが、実質的な権限は企業の幹部が握っていた。つまるところ"星野家"は『表世界』に対する"顔"でしかなく、都合のいい"お飾り人形"であり、ビジネスの道具のひとつでしかなかった。

『星野ファクトリー』の業績の中で特に高い割合を占めるもの、それは『武器』であり『兵器』であり、そして『戦争』である。

『戦争屋』それが『星野ファクトリー』の『裏世界』での在り方であり、常識である。それを裏付けるものとして『星野ファクトリー』には"能力を持つ道具"を作り出せる技術があり、それを"売る"市場があるのだ。果たして"それ"は飛ぶように売れ、数多の戦場を作り出して、数多の死者と金を生んだであろう。

ここでようやく彼女の話になるが、彼女は数年前にこの実態を知り、それまで"信じていたもの"は全くのでたらめであり、嘘だったことに深い絶望を感じた。しかし、彼女はその絶望から目を背ける事はせず、逆に新たに芽生えた"願い"を叶える為に、その力を欲し、当時実権を握っていた企業内幹部たちを謀殺し、抹殺することで実質的な権限を奪還することに成功した。

【名前】編模 炯疾(あみもの けいと)
【性別】男
【年齢】17
【性格】リアリストを気取ったクールになりきれない不良。何かを悟った気で居る様だが基本的に頭が悪いので知らない事が山程有る。特撮ヒーロー物が好きだったらしいが、今では見る影もない。性根が腐っており、常に偉そうで無神経。
【容姿】身長170cm、金髪の少し長めのショートヘア。学ランを羽織ってポケットに手を突っ込むと言うなかなか古典的な不良スタイルを貫いている。耳に着いたピアスは自分で開けるのが怖くて病院で開けてもらったらしい。メリケンサックを常備している。
【レム】１０ (20-10)
【暗示】烽火/小鳥/花火/満月
【能力】キース・ムーン
レムを消費する事によって対象に爆発性と可燃性を付与する。レム消費1につき3kgf/cm^2、つまり家屋が倒壊するレベルの爆破を再現できる。
【備考】夢の中では《ジャック・二トロン》と名乗っている。長く伸縮する手足とモニターチックな頭部が特徴的であり、それらは彼のヒーロー像を“現実”が歪めた形である。<花火>の効果によって彼は桜草学園の有名な不良として扱われている。

【名前】
恋咲 乙女(こさき おとめ)
【性別】
女
【年齢】
16歳
【性格】
一人称：私(わたくし)、二人称：(年下・同級生)御身、(目上・年上)貴君、○○さん、殿方、あの者など。お上品な喋り方でお淑やかであるが惚れっぽく、どんなことがあっても必要と言われてしまうと命すらも差し出す勢い。努力家の一面があり、押入れなどの狭い空間や一人になることを恐れている。植物を愛している
【容姿】
身長164cm。艶があり深い青をした髪。丸くアクアマリンの瞳。頭に花をあしらったピンクのリボンがついたシルクハット。まん丸の伊達眼鏡。耳にクマのピアス。ピンクのブレザーでリボンをつけており、下はチェック柄の白いスカートとハイソックス。リボンがついた茶色のブーツを履いている。ピンクのリップとマニュキュアを塗っている。胸ポケットには薔薇をあしらい華やかな印象を受けるシルバーの花鋏。トランクバッグの中にはフラワーデザインや華道に必要な道具が入っている
【レム】5
【暗示】
・大樹(社会知識・科学知識)
・雨粒(医学知識・薬学知識)
・花束(魅力・人望)
・絵画(芸術)
・小瓶(制作)
・花火(経済面・知名度)
・人形(能力の対象に非生物が含まれる)
・亡骸(能力の対象に生物が含まれる)
【能力】
恋短し乙女(サンビタリア)《触れたモノを植物に変える能力。どんな植物にも変えることが出来るが、大きさはモノに依存する。刃物を植物に変えた場合は、刃物の切れ味や重さ等がなくなり、変化した植物の特徴となる。解除をすれば植物に変えられた刃物は元に戻る。プレイヤーを植物に変える場合は3ロル間触れ続けなければならない》
【備考】
華道家の名家恋咲の養子娘。いつも何かしらの花の香水を纏っている。みんなの役に立てるようにと努力をした結果、知識が豊富となりもの作りに長けるようになる。愛されるためならば美容に気を遣い、言葉遣いも丁寧になっていったようだ。養子の前から植物になれたならばと膨らみ続けた願望が花を咲かして薔薇と一体化したアンテイアとなった。アンテイアの時は、足の代わりに棘がついた沢山生えた蔓が足代わりとして動く